入居される方の趣味や嗜好、普段の生活習慣や生活リズムなどを充分に把握し、どのような施設に住み、どのような水準での生活を送りたいのかなどをまとめていきましょう。
また、入居される方の持病や身体的不安など健康状態なども併せて整理しておきましょう。
入居に際にどれだけのご予算が準備できるのかを確認しましょう。
有料老人ホームをご利用の場合、入居時にお支払いいただく「入居一時金」と毎月お支払いいただく「月額費用」があり、
入居一時金は、入居時に一度のお支払いですが、月額費用に関しては施設を退去、またはお亡くなりになるまで毎月支払い頂くことになります。
入居一時金、月額費用の他にも施設ごとに定められている諸雑費(公的介護保険の1割自己負担金、オムツ代、消耗品代等)がいくらかかるのか、事前にしっかりと算出し把握しておくことが大切です。
入居される方の趣味や嗜好、普段の生活習慣や生活リズムなどご予算などに合った施設をお探しください。
また、介護サービスだけではなく、持病や健康面で不安を持たれている方は、施設の提携医療機関を事前に良く確認しておく必要があります。
数ある有料老人ホームの中から入居される方に適した施設を探すことは容易ではありませんが、希望に合った施設へ入居するためには入念に情報収集を行う必要があります。
気になられた施設があれば、資料請求しましょう。ご希望に合った施設を選ぶためにも、一つの施設からだけではなく、複数の施設に資料請求を行いましょう。
施設ごとに様々な特徴があり、すべてを兼ね備えたホームはなかなかありません。
複数の施設の中から比較検討を行い、ご希望に沿った施設を探しましょう。
ある程度ご希望に沿った候補を絞り込んだら、まずは施設を見学を申し込みましょう。
見学をしてみて興味があった場合は体験入居行いましょう。
施設の資料や見学するだけで判断するのではなく、実際の体験入居を行い、実際に生活をされている方々や施設で働いているスタッフと触れ合うことにより、施設自体の雰囲気を体験していただくことをお勧めしています。
体験入居した後に、資料などに記載されている料金以外でかかる費用などがある場合は再度、ご予算との比較、兼ね合いを確認します。
費用などでの不明な点や体験入居で不安や疑問に思った点などは、じっくり質問を行い、入居契約前に、不安点や疑問点などを解消しておきましょう。
ご希望の施設と契約される際に、様々な要項がありますので、しっかりとした確認を行いましょう。
入居条件、退去しなければならない場合、返還金があるか、提供される介護サービスの内容、追加金が必要なサービス等、確認が漏れている項目がないか再度チェックしてみましょう。
もし何か不明な点や、気になる点がある場合には、納得のいくまで確認を行いより良い施設での生活を迎えましょう。